技術的記事

厚さ2倍、頑丈で、高速。JENSENのアイロナーは最高の技術を結集しています。

Kalorアイロナーは、固定式チェストアイロナーの耐久性と頑丈さ、フレキシブルチェストアイロナーの生産能力を兼ね備えています。弊社ではセミフレキシブルチェストアイロナーと呼んでいますが、あるお客様は「競走馬であると同時に、馬車馬でもある」 と例えています。

 

セミフレキシブルチェスト特有の高い蒸発能力には、2つの利点があります。1つは、より高い蒸発能力により、より高い生産が可能になる点です。2つ目は、素材や品質に合わせてアイロンの温度を下げることができ、生産量を損なうことなくリネンの寿命を延ばすことができる点です。

「多ければ多いほど良い」
このフレーズは、日常生活ではあまり賢いモットーではないかもしれませんが、アイロンの内部構造においては、この言葉の通りです。

従来のフレキシブルアイロナーのチェストの厚みが4 mmであるのに対し、JENSENのKalorアイロナーは8 mmの厚いカーボンスチールプレートを使用しています。

アイロン内部においては、厚さ8 mmが大きな違いをもたらします。

カーボンスチール製の厚いチェストと、その研磨された表面により、ロールに完璧に接触し、素晴らしい仕上げ品質が得られるのです。この持続可能なアプローチにより、チェストの寿命を延ばすことができます。というのも、金属製のボタンなどによる深い傷は簡単に修復できるからです。

これは、住宅のフローリングと似ています。無垢材を使用したフローリングは摩耗や傷が目立ってきたら、表面を削り修復することで、何十年、何世代にも渡り使い続けられますが、ラミネート合板のフローリングは、一見すると同じように見えますが、数年後には経年劣化のため、全面的に交換が必要になります。

このように、チェストに使用する鋼材が多いほど高品質で長寿命になります。
チェストの外板は2mmの厚みがあり、独自の溶接方式で流路内の容積を増やしています。チェスト内のオイル量が25%増加し、蒸発能力を高め、記録的なスピードを達成します。パラレルフローは、より高く、より安定した熱分布を確保し、シリアルフローのチェストを凌駕します。

カーボンスチールによるシワ対策
JENSENは常にアイロナーにカーボンスチールを使用してきました。濡れたリネンの摩擦が少ないため、リネンがシワになるリスクが減り、同時にリネンとパッドの両方の寿命が延びるのです。また、ロールの駆動に必要なエネルギーも少なくて済み、熱伝導も4倍になります。新しいフレキシブルチェストは、固定式チェストとフレキシブルチェストの長所を組み合わせ、より大きな流路とより厚い素材を取り入れています。

従来の固定式チェストアイロナーでは、同じ蒸発能力を得ることができず、時間の経過とともにパッドが摩耗していくため、ロールへの接触がさらに少なくなります。

クラス最高性能
新型Kalorアイロナーは、固定式チェストアイロナーよりも高い蒸発能力を持ち、新型ボイラーとPID制御(オプション)により、最小限のエネルギー消費を実現しています。ヨーロッパの大手ランドリーグループでは、様々なブランドのガスアイロナーと比較して、過去最高の性能と過去最低のガス消費量を達成したことが確認されており、このクラス最高のアイロンです。

アイロナーについては「多ければ多いほどいい」。厚いチェスト、高い蒸発量、優れた仕上がり品質、より多くのリネンを処理する優れたパフォーマンス。この8ミリが、仕上げに大きな違いをもたらすのです。

セミフレキシブルな新デザインのチェスト

内側のプレートの厚さを約2倍の8mmにすることで、より大きな流路を形成できるようになりました。

中国では、「8」という数字は成功と繁栄を象徴しています。質の高いアイロンにも通じるものがあり、チェスト部の8の字は成功と繁栄を意味しています。

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