日本のお客様へ
国内大手ランドリーではJENSENのソリューションを使用し、衣類の洗濯と仕上げにおいて大幅な省人化と省エネルギーを実現しています。今回はその事例をご紹介します。
現在、国内においては、ユニフォームやホテルルームウェア等の衣服の洗濯と仕上げでは、洗濯脱水機で洗濯、バッチ乾燥機で乾燥、そしてトンネル仕上げ機で仕上げ、という工程が一般的です。
そのような中、国内大手ランドリーでは、JENSENのソリューションを使い、衣類の洗濯と仕上げにおいて省人化と消費エネルギー削減に成功しています。
<洗い工程の自動化>
まず、洗い工程は連続洗濯機Universalにより自動化しています。
Universalは、品物の種類に応じて細かく仕様を選べるため、洗濯物の種類や汚れの程度、省エネ目標に合わせ柔軟な構成が可能です。
<乾燥機なし 高性能トンネル仕上げ機で省エネ>
脱水には高性能遠心脱水機Zを使うことで、10槽の連洗と組み合わせた場合でも残水率20~35%までしっかり脱水することができています。
脱水機にて仕上げ工程に適した残水率に調整できるため、半乾燥工程は省き、そのまま濡れ掛けでのトンネル仕上げを行っています。
トンネル仕上げ機Omega Proは熱を無駄にしない設計により、水分1Lを蒸発させるのに要するエネルギーを1.5kWh程度に抑えています。
これが意味するのは、トンネル仕上げ機ながら、市場にある多くの乾燥機よりも優れた省エネ性能であるということです。高い乾燥仕上げ能力と共に、よく制御された機械内の温風の流れと高断熱設計により、工場内への熱の漏れも最小限に抑えています。
Omega Proの生産能力は2槽モデルで 800点/時(一般的な機械では600点/時程)、3槽では 1,200点/時と槽数を増やすことで増強できますのであらゆる規模の工場に対応します。国内では他の工場でもOmega Proの能力を高く評価いただきリピート導入に至っています。
このように、JENSENでは、お客様のユニフォームラインの生産性と収益を高めるご提案が可能です。ご質問、ご相談は、ジェンセン・ジャパン株式会社までお問い合わせください。
info-jp@jensen-group.com
<トンネル仕上げ機Omega Pro>省エネを実現する廃熱循環。各槽は個別に循環・排気比を設定可能。冷却槽の熱風を100%回収し余熱ゾーンで使用。入口出口から給気、外部への熱風の漏れ無し。